国籍: 日本
生年月日: 1990年9月25日(17歳) (2007.11.1.現在)
出身地: 愛知県, 名古屋市
身長: 162 cm
体重: 45 kg
コーチ: ラファエル・アルトゥニアン
振付師: ローリー・ニコル
学歴:名古屋市立高針台中学校→中京大学附属中京高校(在学中)
所属:グランプリ東海クラブ
愛称:真央(まお)ちゃん
姉は同じくフィギュアスケート選手の浅田舞。
真央ちゃんの 真央という名前は実は、
父親が 大地真央のファンだったことから そう名づけられたらしい。
「夢はオリンピックで金メダルを獲り、プロスケーターになって世界中を周ること。」という 真央ちゃんが尊敬するのは、真央ちゃんが指導をうけていた山田満知子コーチのかつての教え子でもあり (アルベールオリンピック金メダリストで 全日本選手権8連覇、女子選手として世界で初めて公式戦でトリプルアクセル(3回転半)を成功させるなど、女子フィギュアスケート界に数々の金字塔を打ち立てた) 伊藤みどりさん。
また 東海クラブでは伊藤みどりさんらの衣装をそれぞれ着用して大会に出場することがあり、真央ちゃんは「みどりさんのパワーがつまっている気がして、それを着て滑るといつも調子がいい」と発言していることからも うかがえる。
好きなフィギュアスケーターはサーシャ・コーエン、最も印象に残っている演技は荒川静香の2004年世界選手権の「トゥーランドット」だという。
好きな男性のタイプは「格好よくて背が高くて優しくて面白い人」。
好きな食べ物は海外遠征でもいつも持参するほど大好きなチョコレートとミニカップ麺のブタメン。焼肉も好物。 また名古屋出身らしく好きな食べ物の話では「みそカツ」と「みそ煮込みうどん」の名を必ずあげる。
愛読書だという漫画には浦安鉄筋家族の名を上げ、コアな一面も見せる。
スケートに関しては ジャンプに定評があり、ジャンプの種類の中でも現役女子選手では数少ないトリプルアクセル(3回転半)を跳べる選手である。ただし、トリプルサルコウは未修得でありプログラムに取り入れていない。
ルッツジャンプは通常アウトエッジで踏み切らなければならないが、浅田は常にインエッジで踏み切る癖がある。
高い柔軟性を活かしたビールマンポジションでのスパイラルや、片手(ワンハンド)ビールマンスピンを得意としている。
スケートを始めたのは 実は5才の時、友人に誘われ初めてスケート靴を履き、姉の舞とともに門奈裕子コーチが教える名東フィギュアスケートクラブに入会、同クラブには安藤美姫がいた。
2002年、小学6年生の時に特例で全日本選手権に初出場し、不完全ながら女子史上世界初(非公式)の3回転-3回転-3回転のコンビネーションジャンプ(3フリップ+3ループ+3トウループ)を跳び「天才少女」と呼ばれた。
2000-01シーズンから2003-04シーズンまでの全日本ノービス選手権で優勝。
2004年、ジュニア国際大会デビュー。出場したジュニアの大会を総なめにする。
2005年、シニア国際大会デビュー。2戦目でグランプリシリーズ初勝利。シニアクラスの全日本選手権では、日本女子選手としては伊藤みどり、中野友加里に次ぐ3人目となるトリプルアクセルを成功させ、2位で初の表彰台に上る。2005-06シーズンから参戦したシニアの競技会でも、GPファイナルで優勝。 しかし、年齢制限のためトリノ五輪には出場できなかった。(特例によるトリノオリンピック出場を期待する声もあったが、国際スケート連盟の定めた年齢制限に87日足りないため代表資格を得られなかった)
2006-07シーズンには姉の舞と共に拠点を米国ロサンゼルスに移しラファエル・アルトゥニアンに師事。
GPシリーズ初戦となるスケートアメリカでは、ショート首位発進だったものの、フリーのジャンプミスが響き3位となる。2戦目となるNHK杯では、総得点で歴代1位を記録し優勝を飾る。2年連続でGPファイナル進出を果たす。連覇が期待されたGPファイナルでは、フリーのジャンプで2度の転倒があり、2位に終わった。
12月28・29日に地元・名古屋で開催された全日本選手権では、右手小指の骨折という怪我に見舞われながらもショート・フリー共にほぼ完璧な演技をこなし、初優勝を飾った。世界選手権東京大会の日本代表に安藤美姫、中野友加里と共に選出された。
2007年3月の世界選手権東京大会では、ショートでコンビネーションジャンプの3回転フリップ-3回転ループのループが1回転になるミスを犯し、5位と出遅れたが、翌日のフリーではトリプルアクセルとトリプルトウループで両足着氷するも、フリーのみで133.13という高得点を記録し、銀メダルを獲得。なお世界選手権で女子がトリプルアクセルを成功させたのは、91年大会のトーニャ・ハーディング以来16年ぶりで、伊藤みどり、トーニャ・ハーディングに次ぎ女子で3人目となった。また133.13点は、女子フリーで世界最高記録の得点である。
4月18日・20日に北米のアイスショー「スターズ・オン・アイス」に招待され、カナダで行われたバンクーバー公演、ビクトリア公演に出演。ジャパンオープンでは2度転倒するなど精彩を欠き、個人4位ながら団体優勝を飾る。
2007年4月1日現在、ISU世界ランキング第1位。