「初めてこういう大きな大会で連覇することができて、うれしいです」という真央ちゃん。
今回は前日(27日)のSPを今季初めてノーミスの演技でこなした真央ちゃん。自信を持って臨んだかと思われたが、「SPが良かったので、何となく、フリーがだめになるかなと思った」と打ち明ける。
予感は当たり最初のトリプルアクセルは1回転になった。「ほかの技を頑張らないといけない」と気持ちを奮い立たせ、その後は無難な演技。2位の安藤美姫を振り切った。
前日のショートプログラム(SP)トップの浅田真央ちゃんは冒頭のトリプルアクセル(3回転半)に失敗したものの、その後はまとめてフリーも132.41の高得点を出し、合計205.33点を挙げた。
SP2位の安藤美姫(トヨタ自動車)は、フリーではトップの135.50点をマークし、合計ではわずか1.15点差で2位。
SP4位の中野友加里(早大)が同3位の村主章枝(avex)を抜いて3位に入り、1位から4位の村主までが前回と同じ順位となった。